2018年01月31日 (水) | Edit |


うちの地域は未だに夜回りの習慣がある。
11日にいっぺん、この夜回り当番が回ってくる。
拍子木を首から下げて、チョンチョンと叩きながらご町内を一周する。

今日は我が家の当番だった。
欠けはじめた月(月食)を眺めながらゆっくりまわる。
空気は冷たいけれど、シンとした真っ暗な町内を歩くのはちょっと面白い。

拍子木を叩くのにはちょっとしたコツがある。
けっこう硬くて重い木だ。これをがっちり握ってガンとやると、しょぼくれた音しか出ない。力いっぱいやってもダメだ。
軽く、遊びをもたせて握って、拍子木の面と面ときれいに合うようにぶつける。うまくゆくとカーンと澄んだきれいな音になる。その音が闇の中に飛んで行って、向こうにある家にぶつかって跳ね返って戻ってくるのも面白い。雪の日、雨の日はまた音が違って聞こえる。
灯の点いている家の横ではカーンと響かせ、もう寝てそうな家の横を歩く時は印ばかりに鳴らして通る。

面倒と言えば面倒なんだけど、昼間とは違う家々の景色を見るのはなかなかに面白い。
毎日だと大変だろうけど、11日にいっぺんというのも程よいところなのかも。

今日もなかなかに、いい音が出せました。チョンチョン。
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